神経の異常

理学検査と並び重要な検査です。
しかし、近年の西洋医学では画像診断が重要視され神経学的検査を
重要視しない医師もいます。手間がかかる検査です。
また、整体・鍼(針)治療の指標として、坐骨神経治療の前に
除外診断の指標として、必ず行うべき検査だと筆者は考えます。

腱反射

椅子に深く腰をかけ、膝頭を打鍵槌で叩き減弱・亢進を見ます この時に、左右差を見ることで状態を把握でします。

腱反射は、神経質な人だと健康デモ亢進していたり
また、検査に意識が集中してしまうと減弱したり
正しく判定するには、手間がかかります。
また問診・理学検査をふまえ治療の指標にする事が大切です

腱反射の亢進

腱反射が病的に亢進している際は、整体・カイロ・鍼治療を
一般的には、行うべきでないと考えられます

腱反射亢進のイミは中枢性の疾患を表しますので
整形外科での手術を念頭に置いた治療が基本となります。

神経根に椎間板ヘルニアがある急性期の坐骨神経痛の場合
前屈テストで、足に激痛が走る事も
また、この検査も坐骨神経痛の牽引を目的としていますので
前屈時に膝を曲げないように

後屈テスト

前屈の逆ですね、後ろに反った時に坐骨神経が圧迫され
坐骨神経痛が再現されるかを確認します。
主に、腰椎分離・すべり症などの骨の変形が強い場合や
椎間板ヘルニアが後方に飛び出している場合に坐骨神経痛が現れます


(補足)
理学検査は問診で推測された坐骨神経痛の確認に必要に応じた
検査が行われます。
初診時のみでなく、行っている坐骨神経痛治療の効果測定のためにも
定期的に確認してくれる、整形・整体・鍼治療を選びたいですね。


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