治療前に、原因を探すには

整形外科と整体・カイロプラクティックで行う
整形外科のみ指標とする
整体・カイロプラクティックで行う検査があります。

整形外科のみで行う

レントゲン検査

主に、骨折や骨の腫瘍の有無の確認に使用します。
腰痛の中では、腰椎分離症・腰椎分離すべり症の確認に有効

(注)

最新の腰痛医学(欧米では)は、腰痛に関するX線の
有効性を疑問視する流れです。

問診・理学・神経学に、熟練した医師であれば除外診断は
レントゲン撮影をしなくでも可能ではないか?といわれています。

MRI

レントゲンで確定診断の出来ない柔部組織(椎間板ヘルニア・靭帯)
の状態の診断に有効

MRI検査は、神経ブロック注射や手術の適応かどうか?に有効です。

血液検査

炎症性の疾患が疑われる際に行います。
微熱が続く、体重の減少が著しいなどの場合に

整形外科と整体・カイロプラクティック

理学・神経学検査

整体・カイロプラクティックを行う前には必ずこの検査が必要です。
これを行う治療院は施術に関してよく学んでいます。

理学テスト

体を前後に動かしたり・仰向けにして足をまっすぐ上げるなど
坐骨神経痛の程度を推測するのに有効

この際、患者さんが訴える坐骨神経痛に関する所見がみられなければ
整体・カイロプラクティックを行うべきでないと筆者は考えます。

神経学的

腱反射・知覚

腱反射が亢進している際は、整体・カイロプラクティックの代替療法を 行うべきではない

鍼治療の指標

本治療法と標治法

これは、意見が分かれるところですが
体の調子を脈などで確認し整えれば悪いところは自然と治ると考える
本治療法と脈を中心にお腹・舌など全身の状態を表すといわれているとこの変化を 指標とする

現代医学的手法・理学検査などを重要視して 治療を行う標治法がある。


(補足)

レントゲンやMRIの画像診断のみでは、腰痛の確定診断は出来ません。 近年の検査機械発展により検査精度が上がり、健康なもの(無症候性)も 拾い出してしまうからです。


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